佐堂地車搬出1

その2へ 見に行ってきました2016へ LAST UPDATE 2016/06/01


平成28年5月1日、八尾市の佐堂地車搬出を見に行ってきました。

私の出身地、東成区中本の地車と三枚板の構図が同じという話を聞き、
一度見てみたいと思っていた佐堂の地車。
祭礼時に何度か神社まで足を運んだことがあるのですが、小屋はいつも
閉まっていて見ることができませんでした。

この佐堂地車の嫁ぎ先が決まったらしいという話を3月に聞き、初めて見る
機会があるかもと楽しみにしていました。
そして搬出日をこの佐堂に親戚のあるY氏から教えていただき、急遽見に
行ってきました。
Yさん、ありがとうございました♪

また地車を購入された中宮地車関係者の皆さま、おめでとうございます。

では、八尾市の佐堂地車搬出画像その1をご覧下さい。


午前9時頃から搬出作業が行われると聞き、8時半に杵築神社へ。

境内には誰もいません・・・日を間違ったか・・・搬出搬入好きのマニアの方たちの姿も見えません。

しばらくすると、この日の情報を教えてくれたY氏到着。

二人でしばし待っていると、地元の方が数人集まってきました。
いよいよ小屋を開けて、佐堂地車と初対面です。


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ブルーシートを外してもらい、佐堂地車がその姿を現しました。


搬出作業を行う人が来るまで、小屋の中の地車を撮影。

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てっきり搬出業者が来るものだと思っていたら、
午前9時過ぎ、嫁ぎ先の旭区中宮の方々がやってきました。

今回の搬出の情報は全く口外されていなかったそうですが、
たまたま地元佐堂の出身だというY氏から情報が入り、搬出を見物できました。
地元関係者以外の見物は私とY氏のみでした。

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境内に据え置かれた佐堂地車
姿見撮影

昭和22年に製作されたそうで
大工は大音こと飯田松太郎師、彫師は松田正幸師



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午前9時半過ぎ、いよいよ搬出作業です。

実は小屋の中に格納されていただけで、ほとんど曳行されておらず
地車の通り道がありません。

拝殿と社務所の間を通ろうとしていますが。

障害物が多くてなかなか進めません。


軒先と軒先の間をすり抜けることができるのか・・・

出口には狛犬や石灯籠もあって身動き取れません。

少し動かしては板や鉄板を噛まして傾けたり・・・


悪戦苦闘の末、見事に脱出に成功ですね。


拝殿前に据え置かれた佐堂地車




トレーラーまでの搬出と彫り物画像はその2で紹介します。

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