猪飼野・鶴橋のだんじり
99/11/23 update
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平成11年10月15日 生野区の猪飼野と鶴橋のだんじりを見に行ってきました。
猪飼野の地車は御幸森神社へ、鶴橋の地車は弥栄神社へ宮入します。
御幸森神社と弥栄神社は100mぐらいしか離れていないので、夜の宮入時刻には
両方のだんじりを見ることができます。
夜9時半くらいからの御幸森神社前での猪飼野のだんじりの練りには、
見物人もたくさん集まり、たいへん盛り上がっていました。
大阪市東部ではだんじりの後部を持ち上げて狭い道を障害物を避けながら
練り歩くということをよくするのですが、猪飼野のだんじりは特に上手で、
神社近くの道を延々と後ろを上げて、前2つのコマで曳行しており、
力強さと情緒を感じさせてくれていました。
そして、宮入前の練りの最後には、伝統のだんじり担ぎ上げを行っていました。
猪飼野の地車の製作年は明治20年頃と言われ、「大熊」こと永田熊次郎師が
製作した幕地車です。
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猪飼野の地車 神社前にて
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猪飼野の地車
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猪飼野の地車の担ぎ上げ
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猪飼野の地車 宮入寸前
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猪飼野地車の宮入を見たあと弥栄神社へ行くと、鶴橋の地車の宮入が行われていました。
境内の中を前進後進繰り返したあと、舞々をし、最後に餅を蒔いていました。
なお、境内にあるだんじり小屋の中には先代地車の彫り物が展示されていました。
鶴橋の現地車は、昭和40年生野区岡村より購入したものであり、昭和9年に
永田三次郎師によって製作された地車です。
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鶴橋の地車 境内にて
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鶴橋の地車 境内にて
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鶴橋の地車 桃谷駅前にて
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鶴橋の先代地車の彫物(地車小屋内)
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最後に猪飼野地車の練り風景を集めてみました。
飾目の目に電球を入れて光らせていました。