舎利寺地車
平成16年10月某日、生野区生野神社の舎利寺地車を見に行ってきました。
地元の方から舎利寺地車小屋を開けるので見に来ないかという連絡を受けた。
永年開けられたことのなかった小屋の中からどんな地車が姿を現すのだろうか
期待と不安。かなり痛みが激しいという噂は耳にしていた。
地車小屋の前に地元の人たちが集まってきた。
みんな期待に胸を膨らませた顔だ。
なんとか生野区で地車の無い(昔はあったが)地区のために地車を復活できな
いか、地域活性化・青少年育成として地車に期待する人々だ。
いよいよ地車小屋の扉が開かれる・・・が、簡単には開かない!
バールを使って留め金を壊し、小屋はこじ開けられた。
うーん、かなりひどいというのが第1印象だ。
こちら側に地車後部が見える形で小屋の中に納められているが、小屋根の
上に大屋根の一部がずり落ちてきている。無残な姿だ。
地車の周りのガラクタを片付け、さらに中へ入っていくが勾欄も屋根板もばらばら。
幕だんじりだったのか、見送り部分には何も無かった。
地車前部は四本柱も一部切り取られていて大屋根は無かった。
しかし、地元の人々は意外と明るい!
「これやったら修理したら何とかなるで」
その熱意があれば地車復活の日も近いのでは。
皆さんの地車復活への熱い日々が始まろうとしている。
応援しています!
(今回お話を聞かせていただいた方は、生野区のとある地区での地車復活を目指
されていて、舎利寺地車を修理して使いたいという希望があったそうですが、やはり
修理はあきらめて、別途地車を探すことにされたそうです。2004.12.01追記)
では、舎利寺地車画像をご覧下さい。
生野神社横にある舎利寺地車小屋
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扉が開かれた地車小屋の中からは、
痛みの激しい舎利寺地車が姿を現した
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小屋に納められていた舎利寺地車部品
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小屋の中で地車内部を中心に撮影
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再び閉じられた舎利寺地車小屋
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生野神社 |
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